余命宣告を受けた地球の中で私達は恋をした。


四季さんの妹さんが来るのは午後からという事だったので午前中の間は準備をする事にした。



まぁでも起きた時間が遅すぎてそんなに身だしなみとか整えられなかったんだけど……



「あっ来た来たっ」



インターホンは鳴らなかったがその代わりにガンガンガンッとドアを叩く音が響いている。



インターホン壊れてたっけ?



あれっと思ったがその疑問は妹さんに会って一瞬で打ち消された。



……ちっさっ



玄関まで妹さんをお出迎えしに行くと首を低くしないと姿を確認できないほどの小ささだった。



あっもしかしてインターホンがとどかなかったのかな?



だからさっき玄関の扉を叩いたのかも



「美央、ここにいるのが僕の妹の犬堂凛音」



りおんちゃん……可愛いっ



少し長めの黒髪に綺麗な吊り目、身長は私よりも二回りくらい小さくて小動物を連想させる女の子。



「よろしく……」



引っ込み思案なのか私の姿を見つけるとすぐに四季さんの後ろに隠れてしまった。



あれっこの子どこかで見た事があるような……



「寺島美央ですっよろしくね」



既読感があったが思い出せずに私が自己紹介をするとプイッと顔を背けられてしまった。



「ご、ごめんね凛音は人見知りがすごくて……」



凛音さんの反応を見てごめんねと申し訳なさそうにする四季さん。



私は一人っ子だったから妹ができたみたいで嬉しいっ



「全然っ」



これから仲良くなれるかなっ



期待を胸に膨らませ凛音ちゃんに家に上がってもらう。