余命宣告を受けた地球の中で私達は恋をした。

いるかな?


もし四季さん一人ならこんな所にいるはずないのだが、行くだけ行ってみようと思った。



なんだかバレるのが嫌で正面からではなく茂みを手でどけながら遊具の所まで行く。



いるかな?と少し期待しながら行くと人影が見えた。



あっもしかして四季さん?



こんな時間に人がいる方が珍しいので多分四季さんだと思い茂みから抜け出て行こうと思っているともう一人誰かがいた。



あれっ?誰かいる……



そう思いあっちから私が見えないように姿勢を低くし様子を伺う。



女の人と四季さん?



暗くてよく見えなかったが幸いここは公園、街灯が多くなんとか顔を確認することができた。



「ごめん……」



「こっちこそ……全然……だから」



ん?何が話している?



少し距離があり全部は聞き取ることはできなかった。



もう少しで聞こえそうなんだけど……



茂みから顔を出しもう少しちゃんと聞こうと身を乗り出す。



……え?



ちょうど身を乗り出した時、四季さんが女の人の頭に手を乗せているのが見えた。



も、もしかして恋人だった、の?



ドクンと胸が変に脈打った。



なんでだろう、なんか胸が苦しい?