余命宣告を受けた地球の中で私達は恋をした。


「おはようございます……」



「あっおはよっ」



「おせーぞ美央」



「おはようっ」



私が目覚めるともうみんな起きていたのかチェックアウトの用意をしていた。



やばっ私も早くしよっ



「「「「「ありがとうございました」」」」



チェックアウトをし、昨日行けなかったスポットに行こうって事になったんだけど、急に用事ができたらしい四季さんについてみんなも帰る事にした。



本命はホテルだったからもうみんな満足していたっていうのもあるけど……



「ごめんねみんな」



バスの中でずっと謝り続ける四季さんを宥めるのは至難の業だった……