「コーヒー淹れたけど飲む?」


少ししてからひょこりっとドアの端っこから顔を出した四季さん。



「いただきます」



落ち着く為にも何か飲み物を飲みたいと丁度思っていたからナイスタイミングだった。



部屋を出て四季さんがいる部屋に行くとそこは私がいた部屋の何倍も大きい部屋だった。



「すごい……」



真っ白で物が少ないのは変わらないがここはさっきの部屋以上に物が無い。



あるのはキッチンと机、テレビくらい。



ここは多分リビングだろう。



「座って〜」



「あっはい」



ポツンと置かれた机に置いてくれたコーヒーを求めて座る。



私はコーヒーが意外と好き。



まだ早いよなんて色々な人から言われるけどそんなの知ったこっちゃない。



「美味しい……」



四季さんが入れてくれたコーヒーは温かく苦すぎず甘すぎない丁度いい味だった。



「そう?それは良かったっ」



私の前に座りながら嬉しそうにそう言う四季さんもコーヒーを一口。