S.S.体調不良の彼のお見舞いに行ったら、逆に私が心配されちゃいました

大切な楓が体調を崩しているらしいのでお見舞いに来ました。


「っ…楓?大丈夫…?無理しすぎちゃった?」


「ん…結菜?…大丈夫。」


「本当に無理しないで。熱、ある?」


額にゆっくりと手を乗せると、楓は驚いたようにビクッと反応した。


そして、ギュッと私の手を握ってきた。


「…手、冷たい。」


「っ、ぁ、ごめんね。」


楓の体温を奪うわけにはいかないので、私は慌てて手を離そうとする_が、楓が、病人とは

思えないほど強い力で手を引き寄せる。