純奈と結ばれて、3日ぐらい経った頃。
「じゃ、今日の仕事はここまで。
休んでらっしゃい」
「でも……このラムネ瓶重いだろ……?」
「いいの!!
ちゃんとした業者呼んでるから」
母さんはご機嫌だ。
それもそのはず。
今日は待ちに待った「ラムネ瓶早飲み大会」が主催される。
「何かまずかったら、連絡してくれよ?」
「お気に召さず。
後はバイトの子達と何とかするから」
ラムネ早飲み大会と、ステージも開催される予定だ。
ーーー純奈と一緒に、回ってみてもいいのか?
一瞬やましいような思考がよぎって、振り払う。
待ってくれよ……。
急激にアタックするのはよくない。
まず体力温存というわけで自室に戻って目を瞑っていた矢先。
バンバンッとけたたましい、ドアの音。
なんだか、すごいデジャブだ……。
「修っち!!開けてよ!!!」
友香か?
まさか、三日前の事根に持ってんのか?
眠い目を擦って、扉を開ける。
さっそく首元を掴まれた。
やっぱり、友香は根に持ってたんだと、呆れを通り越していたが。
「修先生!!
学校中が、先生が退学したって持ちきりで噂だぞ!!
本当なのか!?」
隼斗の首の根っこを揺さぶられて、正気に戻る。
俺が、退学………?
一体どうゆうことだ!?
「………状況が飲み込めないのだが………」


