Summer Love


「「必ずしも、告白していいとは限らない状況はある」ってことなのではないかね?修青年。そんな事も大人のくせして、分からないのかね?」



「お前にだけは、言われたくない。というか、生徒の分際で教師に口出しするとはいいご身分だな。しまいだ。しまい」



そんな軽口を叩いて、空き部屋を掃除する為にその部屋にやって来た。



扉を開ける。



そこには、頭を抱えた零がいた。



出たんじゃなかったのか?