月と太陽

崩壊し始めた非日常

ー

次の日。

私は家を出る時は女子校の制服に身を包み
鞄の中に光守の制服を入れ
駅で着替えようと思って朝、家を出た。

私が駅の方に向かおうと歩いていると


「すみません」


と、後ろから声を掛けられ
足を止め振り返ろうとすれば


急に後ろから口を塞がれた。