拳から恋



わたしの部屋にあげる前に、ドアを開けて入ってきた父と三人がご対面。


一瞬固まる空気。



「……ほう、君たちがあの高校のトップ三か」


静かに戸をしめ、父は三人を見るなり口角をあげた。

三人はと言うと、いつも通り。いかついおっさんを見ても、動じてないや。


「聖……部屋に通せ」


すたすたと歩いていく父の後を追うように、わたしたちは部屋に向かった。