拳から恋



父も関係してたのか……



「あの頃のおれは、どこか他と違うお前のことが好きだった」


「そっか……ん、え?は?」


相槌を軽く打ってしまった後に、わたしは若干思考が鈍った。


「……昨日別れた後、つけてきたアイツらどうすんのか様子見してたら、河川敷で意図も簡単に倒してく姿見て、お前のこと思い出した。そんで確信した」




今もお前のことが好きだってこと──