拳から恋




まだひと悶着あるのか……

家に帰って、怠けたいのに。


けどズルズルと後ろを連れて家に帰るわけには行かない。家バレちゃうし。

足を止めて、わたしは振り返った。


付けてきたのはヤンキー達だけど、同じ制服ではなくて……しかもこれまた多いのなんの。
足音だと五、六人と思ってたのに、左右の道からもぞろぞろと出てきた。


よその学校からもイビりに来るのか。


それとも、



誰かのサシガネ、か──