エレベーターを降りて、丸山さんを捜す。
どこにいるんだろー……。
そのとき、「あっ!」という声が聞こえて、振り返ると、丸山さんらしき人物がダンボールを指さして、俺を凝視していた。
「あの、丸山さんですか?」
「そうだけど……新島さんは?」
さっきの人が新島さんか……?
「えっと……多分、その新島さんに頼まれて、これ届けに来ました」
「ほんと!? ごめんね、ありがとう!あ、もし良かったら撮影見ていく?」
撮影……?
「うちの会社の看板グループ、"CANDY"の実写動画を撮影中なの」
CANDYって……あの!?
国民的アイドルで、元々は歌い手として結成した超有名グループ。
大大手じゃん!!
「いいんですか!? 俺、大ファンです!!」
一足先に飛び出したあきくん。
「本当ですか?よかったです、ふふ」
優しく微笑んで、丸山さんは俺からダンボールを受け取る。
「これ、中に撮影で使う小物が入ってて……だから超大事だったの。ありがとね」
「あっ、いえ!全然大丈夫ですっ」
突き当たりの部屋に入らせてもらう。
どこにいるんだろー……。
そのとき、「あっ!」という声が聞こえて、振り返ると、丸山さんらしき人物がダンボールを指さして、俺を凝視していた。
「あの、丸山さんですか?」
「そうだけど……新島さんは?」
さっきの人が新島さんか……?
「えっと……多分、その新島さんに頼まれて、これ届けに来ました」
「ほんと!? ごめんね、ありがとう!あ、もし良かったら撮影見ていく?」
撮影……?
「うちの会社の看板グループ、"CANDY"の実写動画を撮影中なの」
CANDYって……あの!?
国民的アイドルで、元々は歌い手として結成した超有名グループ。
大大手じゃん!!
「いいんですか!? 俺、大ファンです!!」
一足先に飛び出したあきくん。
「本当ですか?よかったです、ふふ」
優しく微笑んで、丸山さんは俺からダンボールを受け取る。
「これ、中に撮影で使う小物が入ってて……だから超大事だったの。ありがとね」
「あっ、いえ!全然大丈夫ですっ」
突き当たりの部屋に入らせてもらう。


