直人が森慎吾へ向き直る。
それを見た森慎吾が嬉しそうに声をあげて笑った。
「すごいやる気だね。楽しみだよ」
最後までいい終えると同時に緑鬼が屋上に出現した。
「信一……」
鬼へ向けて名前を呼んでも反応はない。
切ない気持ちが胸にこみ上げてきて涙が滲んできた。
それを手の甲でぬぐい、キッと緑鬼をにらみつける。
これは信一だけど信一じゃない。
心を許しちゃいけないんだ。
「今回のルールはこれ」
森慎吾が手で指し示した先には三脚に立てられたカメラがあった。
「屋上といえば集合写真でしょ。だから鬼に追いかけられている間に3回4人の集合写真を撮ることが条件」
「4人って……!?」
「決まってるでしょ。君たち4人だよ」
森慎吾がクスクスと笑う。
それを見た森慎吾が嬉しそうに声をあげて笑った。
「すごいやる気だね。楽しみだよ」
最後までいい終えると同時に緑鬼が屋上に出現した。
「信一……」
鬼へ向けて名前を呼んでも反応はない。
切ない気持ちが胸にこみ上げてきて涙が滲んできた。
それを手の甲でぬぐい、キッと緑鬼をにらみつける。
これは信一だけど信一じゃない。
心を許しちゃいけないんだ。
「今回のルールはこれ」
森慎吾が手で指し示した先には三脚に立てられたカメラがあった。
「屋上といえば集合写真でしょ。だから鬼に追いかけられている間に3回4人の集合写真を撮ることが条件」
「4人って……!?」
「決まってるでしょ。君たち4人だよ」
森慎吾がクスクスと笑う。



