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5年1組の教室内は昨日と変わらず騒がしかった。
数人の友達に「おはよう」と声をかけてから、窓際にいる信一と直人へ近づいた。
ふたりとも神妙な顔つきをしている。
「ふたりともおはよう。あの、昨日のことなんだけどさ、夢とかじゃないよね?」
朝起きてからずっと考えていたことをそのまま質問した。
昨日はあれだけ怖い思いをしたのに、一夜経過してみるとあまりにも現実離れしていることに思えてきた。
あれは本当に自分たちが経験したことだったのか、時間が経つにつれてわからなくなってしまった。
「本当にあったことだよ。由紀が鬼になった」
信一が小さな声で答えた。
やっぱり、夢じゃなかったんだ。
ゾクリと背筋が寒くなり、直人へ視線を向けた。
「直人は、昨日の怪我とかはない?」
「あぁ。平気だ。でも、由紀が来てない」
5年1組の教室内は昨日と変わらず騒がしかった。
数人の友達に「おはよう」と声をかけてから、窓際にいる信一と直人へ近づいた。
ふたりとも神妙な顔つきをしている。
「ふたりともおはよう。あの、昨日のことなんだけどさ、夢とかじゃないよね?」
朝起きてからずっと考えていたことをそのまま質問した。
昨日はあれだけ怖い思いをしたのに、一夜経過してみるとあまりにも現実離れしていることに思えてきた。
あれは本当に自分たちが経験したことだったのか、時間が経つにつれてわからなくなってしまった。
「本当にあったことだよ。由紀が鬼になった」
信一が小さな声で答えた。
やっぱり、夢じゃなかったんだ。
ゾクリと背筋が寒くなり、直人へ視線を向けた。
「直人は、昨日の怪我とかはない?」
「あぁ。平気だ。でも、由紀が来てない」



