「うぅ……怖いよう」
隣では私の腕を掴んで真っ青になっている由紀がいる。
「大丈夫だよ由紀。もしそんなブルーレイを見つけたとしても借りなければいいんだから」
「そ、そうだよね!?」
「そうだよ。それにこれはただの都市伝説なんだから、本気にしちゃダメだよ」
と、由紀をなだめていると、急に直人が「あっ」と何かを思い出したように呟いた。
「直人、どうした?」
「いや、今の話聞いてこの学校にまつわる怖い話を思い出したんだ」
「この学校の怖い話ってなに!?」
由紀は怖がっているけれど、好奇心に負けて前のめりになってしまう。
「ちょ、ちょっと裕美……」
「ごめん。でも強ければ耳を塞いでいればいいから」
私は由紀の両耳を塞いで直人を見た。
「直人、これで大丈夫だよ。続きを教えて?」
「あぁ。この学校にも七不思議があるよな。花子さんとか、テケテケとか。でもそんなんじゃないんだ。他の学校では聞いたことのない怖い話があるんだ」
直人はそう前置きをして真剣な表情で私と信一を見た。
隣では私の腕を掴んで真っ青になっている由紀がいる。
「大丈夫だよ由紀。もしそんなブルーレイを見つけたとしても借りなければいいんだから」
「そ、そうだよね!?」
「そうだよ。それにこれはただの都市伝説なんだから、本気にしちゃダメだよ」
と、由紀をなだめていると、急に直人が「あっ」と何かを思い出したように呟いた。
「直人、どうした?」
「いや、今の話聞いてこの学校にまつわる怖い話を思い出したんだ」
「この学校の怖い話ってなに!?」
由紀は怖がっているけれど、好奇心に負けて前のめりになってしまう。
「ちょ、ちょっと裕美……」
「ごめん。でも強ければ耳を塞いでいればいいから」
私は由紀の両耳を塞いで直人を見た。
「直人、これで大丈夫だよ。続きを教えて?」
「あぁ。この学校にも七不思議があるよな。花子さんとか、テケテケとか。でもそんなんじゃないんだ。他の学校では聞いたことのない怖い話があるんだ」
直人はそう前置きをして真剣な表情で私と信一を見た。



