机の足から手を離した私は丸腰だ。
由紀と視線がぶつかる。
「あ……あ……」
すぐに逃げなきゃいけないとわかっているのに、体が動かない。
全身が石になってしまったみたいだ。
由紀の手が伸びてくる。
あの手に捕まったら、私も鬼になる……!?
ギュッときつく目を閉じて衝撃に備える。
体は思うように動かないし、どうしようもない。
「裕美!!」
由紀の爪が私の制服にふれる寸前だった。
信一が持ち上げた机を由紀の指先に投げつけた。
ガンッと硬い音がして机は落下し、由紀の動きが止まる。
呆然としている私の手を信一が掴んで駆け出した。
由紀と視線がぶつかる。
「あ……あ……」
すぐに逃げなきゃいけないとわかっているのに、体が動かない。
全身が石になってしまったみたいだ。
由紀の手が伸びてくる。
あの手に捕まったら、私も鬼になる……!?
ギュッときつく目を閉じて衝撃に備える。
体は思うように動かないし、どうしようもない。
「裕美!!」
由紀の爪が私の制服にふれる寸前だった。
信一が持ち上げた机を由紀の指先に投げつけた。
ガンッと硬い音がして机は落下し、由紀の動きが止まる。
呆然としている私の手を信一が掴んで駆け出した。



