すぐに様子を見るけれど、彼女はその場から動こうとしない。
「嘘でしょ……。みんなから記憶が消えてる?」
そんなことをブツブツと呟いている。
「おい、保健室に連れて行った方がいいんじゃねぇか?」
「そ、そうだね」
直人の言葉に由紀が頷く。
彼女を保健室へ連れて行く途中で、ふと胸に違和感が走った。
榎本。
榎本……?
知らないはずなのに、なんだかひっかかるものがある。
なにか、とても大切な人の名前だったような気がする。
沢山助けてもらった気がする。
だけど思い出せない。
誰だっけ?
「嘘でしょ……。みんなから記憶が消えてる?」
そんなことをブツブツと呟いている。
「おい、保健室に連れて行った方がいいんじゃねぇか?」
「そ、そうだね」
直人の言葉に由紀が頷く。
彼女を保健室へ連れて行く途中で、ふと胸に違和感が走った。
榎本。
榎本……?
知らないはずなのに、なんだかひっかかるものがある。
なにか、とても大切な人の名前だったような気がする。
沢山助けてもらった気がする。
だけど思い出せない。
誰だっけ?



