そんな会話が聞こえてきた通り、僕は河川敷の途中で立ち止まっていた。
カバンの中には教科書や文房具がすべて入っている。
あれがないと困るのは僕だ。
「これ捨てればもう学校に行けねぇから、お前も俺たちの仲間になれるな!」
カバンを持っていた1人がそう言い、川へ向けて僕のカバンを投げ捨てた。
「あぁ!!」
思わず声を上げて川にかけよる。
濁った水の中に僕の黒いカバンが吸い込まれていく。
「ははっ! じゃあまた明日。今日と同じ時間に集合な」
「カバンもなくなったし、遅刻すんなよ」
3人分の足音が遠ざかっていっても、僕はそこから離れることはできなかった。
カバンは濁流に揉まれて姿を見せたり沈んだりを繰り返して流れていく。
「僕のカバン……」
カバンの中には教科書や文房具がすべて入っている。
あれがないと困るのは僕だ。
「これ捨てればもう学校に行けねぇから、お前も俺たちの仲間になれるな!」
カバンを持っていた1人がそう言い、川へ向けて僕のカバンを投げ捨てた。
「あぁ!!」
思わず声を上げて川にかけよる。
濁った水の中に僕の黒いカバンが吸い込まれていく。
「ははっ! じゃあまた明日。今日と同じ時間に集合な」
「カバンもなくなったし、遅刻すんなよ」
3人分の足音が遠ざかっていっても、僕はそこから離れることはできなかった。
カバンは濁流に揉まれて姿を見せたり沈んだりを繰り返して流れていく。
「僕のカバン……」



