直人が「うぅ……」とうめき声を上げて椅子をおろした。
相手が幽霊じゃ、攻撃したって体をすり抜けてしまうかもしれない。
「ね、ねぇ。幽霊を追い返す方法とか知らないの!?」
私は直人の腕を掴んで聞いた。
これが幽霊鬼ごっこだとすれば、それに詳しいのは直人だからだ。
「そんなの知ってるわけねぇだろ! 知ってたらとっくにここから出れてんだからよ!」
「幽霊の噂をしてた子、なにも言ってなかったのか?」
「あぁ。相手だって本当のことだなんて思ってなかったはずだしな」
信一が大きく息を吐き出す。
足の透けた男の子は微笑んだままジッとこちらを見つめていて、動く気配がない。
「ここで鬼ごっこを拒否したらどうなる?」
「なに言ってんだよ。こんな状況で断ったら、それこそ地獄行きだ!」
信一からの質問に直人は真っ青になっている。
相手が幽霊じゃ、攻撃したって体をすり抜けてしまうかもしれない。
「ね、ねぇ。幽霊を追い返す方法とか知らないの!?」
私は直人の腕を掴んで聞いた。
これが幽霊鬼ごっこだとすれば、それに詳しいのは直人だからだ。
「そんなの知ってるわけねぇだろ! 知ってたらとっくにここから出れてんだからよ!」
「幽霊の噂をしてた子、なにも言ってなかったのか?」
「あぁ。相手だって本当のことだなんて思ってなかったはずだしな」
信一が大きく息を吐き出す。
足の透けた男の子は微笑んだままジッとこちらを見つめていて、動く気配がない。
「ここで鬼ごっこを拒否したらどうなる?」
「なに言ってんだよ。こんな状況で断ったら、それこそ地獄行きだ!」
信一からの質問に直人は真っ青になっている。



