「それで、実際に森慎吾が出てきたの?」
「それは……」
由紀が説明しようとして中途半端に言葉が途絶えた。
見ると戸惑った表情を浮かべている。
これも、他の人には伝えられなくなっているみたいだ。
「わかった。話せないってことはそういうことなんだよね?」
「うん」
由紀は頷くのが精一杯だ。
それから自転車をこいで10分くらいで市立図書館に到着した。
中に入るとしっかり冷房がきいていて、汗がすーっと引いていくのを感じる。
炎天下の中ずっと自転車で移動していた私達は一旦席に座って落ち着くことにした。
「そういえば昨日は倉田さんに会えたの?」
ふと思い出したように榎本さんが聞いてきた。
「うん。森慎吾とはそれほど仲良くなかったって。だけど川での事故についてなにかあったんじゃないかって、教えてくれた」
「それは……」
由紀が説明しようとして中途半端に言葉が途絶えた。
見ると戸惑った表情を浮かべている。
これも、他の人には伝えられなくなっているみたいだ。
「わかった。話せないってことはそういうことなんだよね?」
「うん」
由紀は頷くのが精一杯だ。
それから自転車をこいで10分くらいで市立図書館に到着した。
中に入るとしっかり冷房がきいていて、汗がすーっと引いていくのを感じる。
炎天下の中ずっと自転車で移動していた私達は一旦席に座って落ち着くことにした。
「そういえば昨日は倉田さんに会えたの?」
ふと思い出したように榎本さんが聞いてきた。
「うん。森慎吾とはそれほど仲良くなかったって。だけど川での事故についてなにかあったんじゃないかって、教えてくれた」



