幽霊鬼ごっこ

「で、でもっ」
「変なイタズラなら帰ってちょうだい! いくら子供でも、警察を呼ぶわよ!」

おばさんの言葉が急にキツクなる。
本気で私達のことを警戒しているんだ。

「ご、ごめんなさい。家を間違えました」
由紀が慌てて謝り自転車に飛び乗る。

私は後ろ髪をひかれる気持ちのまま、その後を追いかけたのだった。