キミだけが私を見てくれた

結局自分で辿り着くしか方法がないみたいで必死に足を動かす



「なんて広い学園なの」



「それにさっきの方先生ではなかったのかな」



なんて独り言を交えながら歩いているとエレベーターを見つけた



エレベーターの中に入るとボタンが8までを示しているためこの学園が8階建てだということがわかる



「うーん、事務所の社長室と同じ感じでいくとやっぱり最上階に理事長室があるのかな?」



期待を胸に込め8階のボタンを押す



「すみません!!乗ります!!」