「ねえ、瑛大?」 「ん?」 「……私ね、今すっごく最高の気分」 私の初恋の人で、許婚──綾城瑛大は、クールで、かっこよくて、優しくて、たまーに意地悪だけど……。 一途に想いを注いでくれる、真っ直ぐな人。 あなたと一緒ならきっと、どんなことでも幸せに変えられる……そんな気がするんだ。 「やば、やっぱ帰したくないかも」 「え!?」 キラリと首元で揺れる愛の証。 大好きな彼と私が幸せな家庭を築くのは、✕✕年後のお話──。 -end-