傷だらけの夜と余花の雨

如月さんが先生に連れていかれてから何分かたった頃



「フワァーよく寝た今何時?」




あの後すぐには教室に行かずそのまま屋上でヘットホンを付けたまま気づいたら眠っていた




「ヤベッ!寝すぎた!これ先生に怒られるやつだーどうするべきかなぁ~一時間目出るべきか出ないべきか」



そんなことを誰もいない屋上でヘッドホンをはずしなから呟いていた時ふと如月さんのことが気になった




「そういえば如月さんって名前が望海だったよなぁ?でも何で一人称(いちにんしょう)が『ボク』なんだ?」



そんなことを思っていたとき、聞きなじみのある声が聞こえた




「もう~やっぱり教室に来ないと思ったら屋上行ってるし!」



「本当に朝日さんが言ってた通りだ」



「全く,朝のホームルーム出てくれないと出席確認ができないのに!」




俺を迎えに来たのだろう凪と担任の先生




そして女子なのか男子なのか中間の声が聞こえた





(マジかよ!アイツ先生までついに呼び出しやがった)



せっかくの休みを取られたような気分になった



はぁ~新学期そうそうやっちまったなーと思いながら俺はヘットフォンをまた耳に装着した