傷だらけの夜と余花の雨

俺たちは階段を登りながら話した






「もう~やっぱり教室に来ないと思ったら屋上行ってるし!」







「本当に朝日さんが言ってた通りだ」







「全く,朝のホームルーム出てくれないと出席確認ができないのに!」







その時一瞬ではあったが、先生と多分望海とすれ違った






なんだか朝の空気とは違いと少し近寄りがたいようなそんな感じがした



(望海、やっぱりまだ...)



そんなことを思いながら階段を登り屋上の扉を朝日さんが開けていた





「いた!あー!またヘッドホンつけて私達の会話聞こえないようにしてる!」





「ん?凪もサボり?」





朝日さんは少し怒りながら話したていたが零央くん?は余裕そうにあくびをしながら話しかけてきた





「サボり?じゃないよ!もう私言ったよね!ちゃんと戻ってきてて!」






「そういえば言ってたね〜で先生俺出席してますけど?」




(何この人チャラいの?それともこんな性格なの?)


俺はそんなことを思っていた





「三葉、今日1日サボるつもりか?」






「いや?この1時間だけですけど?」






「だったらこい!」





先生は零央くん?に近づき、最初は少し呆れていたのが途中から怒って腕を引っ張られながらこちらに近ずいてきた






「わかりました!歩きますから!って凪なんで関係ない子連れてきてるわけ?」






「だってもし私が先生に零央のこと言ったら怒られるって思ったんだもん!」






突然俺を指差し、朝日さんに俺のことを聞いていた






「はぁ〜まぁ〜いいや、ごめんね君まで巻き込んで、さっきまでここにこの人みたいな友達がいるって言ってた子がいたんだけど...」




「迷惑みたいに言わないでもらえる?」



(朝日さんみたいなって)




「え?その子ってもしかして望海のこと...」





零央くん?は俺にそれは間違いなく望海の話を降ってきた






(何で?望海のこと?この人とさっき話してたってこと?)





そんなことを思っていると






「確かそんなそう言ってたような?」






「どっちなんですか?でも...」






俺は一瞬だけこの人になら望海の全部を受け止めてもらえるのかもしれないと考えていた