こんな彼を初めて目の当たりにしたであろうパーフェクト・マネジメントのメンバーは、にんまりしながらとても貴重そうに眺めていた。
集合写真を撮り終わり、お色直しをするためブライズルームへ向かう最中、私はドレスを持ち上げながらやや呆れ気味に言う。
「まさかあの頃から写真を撮っていたとは思いませんでした。しかも、私を引き抜こうとしてたなんて……思いっきり私情で」
でも、まだちゃんと再会する前だし、私を好きだったわけではないよね。少し疑問に思っていると、桐人さんはしたり顔で言う。
「ちゃんと顔を上げて、皆に笑顔で接する君を見たら嬉しくなって写真を撮っておいたんだ。君をくれと言ったのも、いい仕事をしてくれるはずだと思ったからだよ」
意外な理由を聞いて、トクンと胸が鳴った。
そうか、あの時の桐人さんは六年前の俯いている私しか見ていなかったから……。彼が私を写真に納めるのには、本当に下心なんてなにもないんだなと思わされてほっこりする。
「まあ、半分は私情なんだが」
「やっぱり!」
ツッコむ私に、彼は「お気に入りは常にそばに置いておきたくて」と、悪びれもせず口角を上げた。
集合写真を撮り終わり、お色直しをするためブライズルームへ向かう最中、私はドレスを持ち上げながらやや呆れ気味に言う。
「まさかあの頃から写真を撮っていたとは思いませんでした。しかも、私を引き抜こうとしてたなんて……思いっきり私情で」
でも、まだちゃんと再会する前だし、私を好きだったわけではないよね。少し疑問に思っていると、桐人さんはしたり顔で言う。
「ちゃんと顔を上げて、皆に笑顔で接する君を見たら嬉しくなって写真を撮っておいたんだ。君をくれと言ったのも、いい仕事をしてくれるはずだと思ったからだよ」
意外な理由を聞いて、トクンと胸が鳴った。
そうか、あの時の桐人さんは六年前の俯いている私しか見ていなかったから……。彼が私を写真に納めるのには、本当に下心なんてなにもないんだなと思わされてほっこりする。
「まあ、半分は私情なんだが」
「やっぱり!」
ツッコむ私に、彼は「お気に入りは常にそばに置いておきたくて」と、悪びれもせず口角を上げた。



