しばしぽかんとしていた私は、頭の中で情報を整理して「えぇっ!?」と声をあげてしまった。
そういえば、桐人さんが持っていた写真の一枚は、そのレセプションパーティーで撮られたものだったっけ。あの場に彼もいたのか……知らなかった。
写真の謎が解けてスッキリしたけれど、あの頃から撮ってたんかい!と盛大にツッコみたい。
さらに、『いつか稲森さんをシェーレにください』と言っていたということは……。
「まさか、私が異動したのって、それで……!?」
「いや、ちゃんと実力を見た上で決めたよ。まあ、なんだか鬼気迫る様子で八影社長から頼まれたのも、理由のひとつではあるけどな」
面白がっている調子で不破社長から明かされ、私はただただ驚く。まだこんなに知らない事実があったなんて!
当の本人は暴露されても構わないらしく、満足げに口角を上げて不破社長にお礼を言う。
「その節はご考慮いただきありがとうございました。おかげで秋華と夫婦になれましたし、毎日職場でもこっそり可愛い妻を眺められて幸せです」
桐人さん、さらっと本性を現していますよ……。もはや人前でも重めな溺愛っぷりを隠さなくなっていて、私は頬を赤らめてどぎまぎしてしまう。
そういえば、桐人さんが持っていた写真の一枚は、そのレセプションパーティーで撮られたものだったっけ。あの場に彼もいたのか……知らなかった。
写真の謎が解けてスッキリしたけれど、あの頃から撮ってたんかい!と盛大にツッコみたい。
さらに、『いつか稲森さんをシェーレにください』と言っていたということは……。
「まさか、私が異動したのって、それで……!?」
「いや、ちゃんと実力を見た上で決めたよ。まあ、なんだか鬼気迫る様子で八影社長から頼まれたのも、理由のひとつではあるけどな」
面白がっている調子で不破社長から明かされ、私はただただ驚く。まだこんなに知らない事実があったなんて!
当の本人は暴露されても構わないらしく、満足げに口角を上げて不破社長にお礼を言う。
「その節はご考慮いただきありがとうございました。おかげで秋華と夫婦になれましたし、毎日職場でもこっそり可愛い妻を眺められて幸せです」
桐人さん、さらっと本性を現していますよ……。もはや人前でも重めな溺愛っぷりを隠さなくなっていて、私は頬を赤らめてどぎまぎしてしまう。



