お言葉に甘えて美味しそうなものをいくつか頼んだ。
さすがお金持ち。
次元が違う。
部屋に届くだけでも感動なのに、ふたりきりでの食事。
なんかドキドキしてしまう。
「いお、口ついてる」
そう言って暁斗くんが私の口元を指で拭った。
「うん、うまい」
そしてその指を舐めた。
わー!!わー!!わー!!!
なんですか!今日の暁斗くんは!!??
これじゃ私心臓もたないよ!?
「食え」
「むぐっ…美味しい」
ハンバーグを口に運ばれ、ドキドキしながら食べた。
「うめーよな」
暁斗くんの笑顔に心がきゅんきゅんしてる。
これはクリスマスの魔法なのか!?
「なぁ、ちょっと来て」
暁斗くんに呼ばれて窓の方へ向かった。
大きな窓で外が一望出来る。
「わぁ……」
部屋の凄さに圧倒されて景色まで気づけてなかった。
高層階だからビルの明かりなどがすごく綺麗に見えて、そこにクリスマスのイルミネーションが重なる。
「キラキラ…」
「ん?」
「街がキラキラだね。さっき一緒に見たイルミネーションも。全部がキラキラですっごく綺麗」
そう言った私を見る暁斗くんの表情が優しくてカッコよくて…
「暁斗くん、しゃがんで」
「は?なんで…」
しゃがんでくれた暁斗くんのおでこにキスをした。
「えへへ。今年は私がしてみた」
去年は暁斗くんがしてくれた。
まだ付き合う前だったなぁ。
「ん…!」
暁斗くんからのキスにしゃがんでた身体はバランスを崩して私は座り込んでしまった。
「煽んな…頼むから」
「暁斗くん…?」
「でも、キスはさせて?」
甘々モードに抗えない。
「うん…」
ーーーーーーーーーーー
あれから少し経って部屋の時計を見る。
23:26
「なんですと!!??」
私は思わず二度見をした。
「暁斗くんヤバイ!!帰らなきゃ!!」
「あぁ、お前の母さんから泊まりの許可取ってるよ」
「はい…?」
今、泊まりって言った?
お母さんからの許可ありって言った?
「泊まり!?そんなの…お母さんがオッケーしたの!?」
「あぁ。すんなりと」
はぁ!!??
(回想)
今日のお昼、伊織宅にて。
「ダメだったら遠慮なく仰ってください。今日、伊織さんと泊まってもいいでしょうか?ディナーをルームサービスにしたくて…」
正座で頭を下げる。
「こんな非常識なお願いを大変申し訳ございません。泊まると言ってももちろん、なにもありませんので。約束します」
・・・
少しの沈黙のあと
「頭を上げてください、暁斗さん」
俺はゆっくりと頭を上げる。
「ぜひゆっくり泊まってきてください!!連泊でも♡」
「え…連泊は……」
「あ、伊織の着替え用意するわ!お泊まりがサプライズなら暁斗さんに預けておくわね♡」
「あ、どーもです…」
(回想終了)
あのおかん…
なに進んで着替え用意してんねん。
「お前の母さん、おもろいな」
「あっけらかんとしてるとこあるから…なんかごめんね」
「俺は嬉しかったよ」
え??
暁斗くんが私の頭を撫でる。
「それって俺らを信用してくれてるからじゃね?」
あ…そっか。。
お母さん…
「まぁキスはしたけど…それ以上は絶対しないからいおが嫌じゃなかったら……泊まろうぜ」
嫌なわけない。
「うん。泊まりたい」
暁斗くん、なにかある時はいつもお母さんに必ず話しに行ってくれる。
ぎゅう
「好き」
「なに急に」
「…言いたくなったんだもん……ひゃっ」
お姫様抱っこをされてベッドにやってきた。
「だから煽んなって」
私の上に覆い被さるように暁斗くんがいる。
ドキドキがすごくて、また息がしづらくなる。
「キスだけ…していい?」
ズルイ
嫌って言うわけないのわかってるくせに
「…やだ」
意地悪してみた。
日頃の仕返し。
「いお、キスしたい」
え!!!
思ってたのと違う反応でドキドキが一気にヒートアップ。
私、ほんとに早死にしてしまうかもしれない。
だってさ、絶対こんな反応だと思ってたし!
↓
「あ?誰に向かって言ってんの?」
or
「俺にはむかうなんて良い度胸してんじゃん」
どれも違うかったー!
グイッ
得意の顎クイをされた。
「俺に集中しろ」
ダメだ…今日の暁斗くんは
甘々で、でも俺様で
最強コンボで敵わない。
「はい…」
さすがお金持ち。
次元が違う。
部屋に届くだけでも感動なのに、ふたりきりでの食事。
なんかドキドキしてしまう。
「いお、口ついてる」
そう言って暁斗くんが私の口元を指で拭った。
「うん、うまい」
そしてその指を舐めた。
わー!!わー!!わー!!!
なんですか!今日の暁斗くんは!!??
これじゃ私心臓もたないよ!?
「食え」
「むぐっ…美味しい」
ハンバーグを口に運ばれ、ドキドキしながら食べた。
「うめーよな」
暁斗くんの笑顔に心がきゅんきゅんしてる。
これはクリスマスの魔法なのか!?
「なぁ、ちょっと来て」
暁斗くんに呼ばれて窓の方へ向かった。
大きな窓で外が一望出来る。
「わぁ……」
部屋の凄さに圧倒されて景色まで気づけてなかった。
高層階だからビルの明かりなどがすごく綺麗に見えて、そこにクリスマスのイルミネーションが重なる。
「キラキラ…」
「ん?」
「街がキラキラだね。さっき一緒に見たイルミネーションも。全部がキラキラですっごく綺麗」
そう言った私を見る暁斗くんの表情が優しくてカッコよくて…
「暁斗くん、しゃがんで」
「は?なんで…」
しゃがんでくれた暁斗くんのおでこにキスをした。
「えへへ。今年は私がしてみた」
去年は暁斗くんがしてくれた。
まだ付き合う前だったなぁ。
「ん…!」
暁斗くんからのキスにしゃがんでた身体はバランスを崩して私は座り込んでしまった。
「煽んな…頼むから」
「暁斗くん…?」
「でも、キスはさせて?」
甘々モードに抗えない。
「うん…」
ーーーーーーーーーーー
あれから少し経って部屋の時計を見る。
23:26
「なんですと!!??」
私は思わず二度見をした。
「暁斗くんヤバイ!!帰らなきゃ!!」
「あぁ、お前の母さんから泊まりの許可取ってるよ」
「はい…?」
今、泊まりって言った?
お母さんからの許可ありって言った?
「泊まり!?そんなの…お母さんがオッケーしたの!?」
「あぁ。すんなりと」
はぁ!!??
(回想)
今日のお昼、伊織宅にて。
「ダメだったら遠慮なく仰ってください。今日、伊織さんと泊まってもいいでしょうか?ディナーをルームサービスにしたくて…」
正座で頭を下げる。
「こんな非常識なお願いを大変申し訳ございません。泊まると言ってももちろん、なにもありませんので。約束します」
・・・
少しの沈黙のあと
「頭を上げてください、暁斗さん」
俺はゆっくりと頭を上げる。
「ぜひゆっくり泊まってきてください!!連泊でも♡」
「え…連泊は……」
「あ、伊織の着替え用意するわ!お泊まりがサプライズなら暁斗さんに預けておくわね♡」
「あ、どーもです…」
(回想終了)
あのおかん…
なに進んで着替え用意してんねん。
「お前の母さん、おもろいな」
「あっけらかんとしてるとこあるから…なんかごめんね」
「俺は嬉しかったよ」
え??
暁斗くんが私の頭を撫でる。
「それって俺らを信用してくれてるからじゃね?」
あ…そっか。。
お母さん…
「まぁキスはしたけど…それ以上は絶対しないからいおが嫌じゃなかったら……泊まろうぜ」
嫌なわけない。
「うん。泊まりたい」
暁斗くん、なにかある時はいつもお母さんに必ず話しに行ってくれる。
ぎゅう
「好き」
「なに急に」
「…言いたくなったんだもん……ひゃっ」
お姫様抱っこをされてベッドにやってきた。
「だから煽んなって」
私の上に覆い被さるように暁斗くんがいる。
ドキドキがすごくて、また息がしづらくなる。
「キスだけ…していい?」
ズルイ
嫌って言うわけないのわかってるくせに
「…やだ」
意地悪してみた。
日頃の仕返し。
「いお、キスしたい」
え!!!
思ってたのと違う反応でドキドキが一気にヒートアップ。
私、ほんとに早死にしてしまうかもしれない。
だってさ、絶対こんな反応だと思ってたし!
↓
「あ?誰に向かって言ってんの?」
or
「俺にはむかうなんて良い度胸してんじゃん」
どれも違うかったー!
グイッ
得意の顎クイをされた。
「俺に集中しろ」
ダメだ…今日の暁斗くんは
甘々で、でも俺様で
最強コンボで敵わない。
「はい…」



