暁斗くんが予約してくれたのは部屋に貸切露天風呂がある旅館。
体にバスタオルをぐるぐる巻きにして、出来るだけ暁斗くんと離れて露天風呂に入る。
「おい、そんな離れてたら一緒に入ってる意味ないだろ」
「いや無理です。これ以上は近づけません」
これはハードル高すぎるって!!!!
「…ったく」
暁斗くんの方を見るのも緊張でヤバイから後ろを向いていた。
ちゃぷんっ
すると、後ろからぎゅっと抱きしめられた。
「これぐらいはさせて?」
ヤバイヤバイヤバイ
もう、頭の中オーバーヒート状態。
なんとか温泉から上がり、浴衣を着る。
「いお…」
そして暁斗くんからのキス。。。
そして、私は限界を迎える。
ぷしゅーーーっっ
「いお!?」
オーバーヒートで、気絶した。(のぼせていたのもある)
一晩、看病させたのは言うまでもない。



