横目でチラッと見ると、幼稚園?ぐらいの子どもたちが数人ジーッとこっちを見ていた。
「ギャーーッ!!!!!」
私は思いっきり暁斗くんを突き放した。
ゴンッ!
なんか鈍い音がしたけど、今はそれどころではない。
ここ、公園なの忘れてた!!
子どもたちに見せてはいけないよね!!??
未遂!!??でよかった。。
「お姉ちゃん、なんで叫んだの?」
「なにして遊んでるのー?」
なんとも無垢で無邪気な質問。
「な、なんでもないよー」
私、笑えてるか!?
クイッと服を引っ張られた。
服を引っ張ってる女の子に「どうしたの?」と聞くと
「あのお兄ちゃん、頭打ってたけど大丈夫?」
女の子が指を指している方を見る。
そこには後頭部を手でおさえてる暁斗くんの姿が。
忘れてたー!!!!
「あ、あの大丈夫…!?」
「テメェ…やっぱ俺を殺す気だな…?」
ぷっ…
堪えきれず笑ってしまった。
「なに笑ってんだよ!しばくぞ!?」
「だって…前に戻ったみたいで嬉しくて」
当たり前にしていたやり取りが、こんなに嬉しく感じるんだもん。
グイッ
「わっ!!」
私の腕を引っ張り、暁斗くんが走りだした。
少しして連れてこられたのは、路地裏の人通りが少ないところ。
「なぁ、ほんとにいいのか?3年間会えねぇんだぞ?連絡取れねぇんだぞ?」
壁に追いやられて、圧が凄いんですが、、、
「暁斗くんは不安なんだ?」
私だって不安じゃないって言ったら嘘になる。
「不安っていうか…なにもしてやれないことが…」
「“たった”3年だよ?私にとっては…これからの3年より暁斗くんにフラれたこの1ヶ月半の方が絶対長く感じたって思える自信があるよ」
ジッと暁斗くんの目を見つめる。
絶対晒さないんだ。
ちゃんと伝えないといけないことだから。
「3年後、少しでも綺麗になって驚かせ…きゃっ!!」
体がふわっと浮いて、気づけば抱き抱えられていた。
「暁斗くん!?」
「これ以上好きにならせるつもり?」
意地悪でかっこいい笑顔。
ドキドキがすごくて、うまく呼吸が出来ない。
「いお…もう一度俺と付き合ってくれますか?」
見上げる顔。
私を見る目。
全てにドキドキする。
私はそっと暁斗くんの顔に手を添えた。
また触れることが出来るなんて…
「…付き合ってあげます」
「よろしくお願いします」
そう言って優しいキスをしてくれた。
大好きな人のキス。
「ふぁ…」
長いキスにうまく息が出来ない。
「まだダメ…」
息をするため、顔を少し離した私にそう言ってまたキスをする暁斗くん。
甘くて溶けてしまいそう。
「いお…キス……応えて」
恥ずかしくてたまらないけど、、、
応えたい。
頑張って自分から深いキスをする。
このまま、時間が止まればいいのにー・・・
ヴーッヴーッ
また聞こえるバイブ音。
無視してキスを続ける暁斗くん。
そして、延々と鳴り続けるバイブ音。
どちらが負けるか、根気の勝負となる。
「…はい」
勝者は電話相手だった。
「あぁ、わかった。すぐ戻る」
電話を切って私の顔に触れる暁斗くんの手。
「飯田から。いおも来てくれるか?」
「…うん」
浮かれるのはこれでおしまい。
暁おじと闘わなきゃ。
大学近くまで戻ると、飯田さんが待っていてくれた。
「坊っちゃま、伊織様…」
手を繋いでいる私たちを見て、飯田さんの目が潤んだように見えた。
「飯田、心配かけてばっかでごめんな」
「とんでもございません。本当に…よかったです」
暁斗くんと一緒に車に乗り込む。
ーーーーーーーーー
「なぁ、いお。理香からの電話で全部知ったのか?」
「へ!?あー…まぁ。。」
アメリカ行きを和希くんから聞いたことは…秘密にしてる方がいいかな!?
「なんでアイツ知って…」
「理香ちゃんのお父さんが電話してるのを聞いて知ったっぽいんだけど…」
電話か…
「なぁ飯田」
「はい」
「おまえ、理香に…」
いや、それを聞いてどうする。
フロントミラー越しに飯田と目が合った。
こっちを見て笑ってる。
俺もつられて笑った。
「なんでもねぇ…」
あとで、礼言わなきゃな。
「ギャーーッ!!!!!」
私は思いっきり暁斗くんを突き放した。
ゴンッ!
なんか鈍い音がしたけど、今はそれどころではない。
ここ、公園なの忘れてた!!
子どもたちに見せてはいけないよね!!??
未遂!!??でよかった。。
「お姉ちゃん、なんで叫んだの?」
「なにして遊んでるのー?」
なんとも無垢で無邪気な質問。
「な、なんでもないよー」
私、笑えてるか!?
クイッと服を引っ張られた。
服を引っ張ってる女の子に「どうしたの?」と聞くと
「あのお兄ちゃん、頭打ってたけど大丈夫?」
女の子が指を指している方を見る。
そこには後頭部を手でおさえてる暁斗くんの姿が。
忘れてたー!!!!
「あ、あの大丈夫…!?」
「テメェ…やっぱ俺を殺す気だな…?」
ぷっ…
堪えきれず笑ってしまった。
「なに笑ってんだよ!しばくぞ!?」
「だって…前に戻ったみたいで嬉しくて」
当たり前にしていたやり取りが、こんなに嬉しく感じるんだもん。
グイッ
「わっ!!」
私の腕を引っ張り、暁斗くんが走りだした。
少しして連れてこられたのは、路地裏の人通りが少ないところ。
「なぁ、ほんとにいいのか?3年間会えねぇんだぞ?連絡取れねぇんだぞ?」
壁に追いやられて、圧が凄いんですが、、、
「暁斗くんは不安なんだ?」
私だって不安じゃないって言ったら嘘になる。
「不安っていうか…なにもしてやれないことが…」
「“たった”3年だよ?私にとっては…これからの3年より暁斗くんにフラれたこの1ヶ月半の方が絶対長く感じたって思える自信があるよ」
ジッと暁斗くんの目を見つめる。
絶対晒さないんだ。
ちゃんと伝えないといけないことだから。
「3年後、少しでも綺麗になって驚かせ…きゃっ!!」
体がふわっと浮いて、気づけば抱き抱えられていた。
「暁斗くん!?」
「これ以上好きにならせるつもり?」
意地悪でかっこいい笑顔。
ドキドキがすごくて、うまく呼吸が出来ない。
「いお…もう一度俺と付き合ってくれますか?」
見上げる顔。
私を見る目。
全てにドキドキする。
私はそっと暁斗くんの顔に手を添えた。
また触れることが出来るなんて…
「…付き合ってあげます」
「よろしくお願いします」
そう言って優しいキスをしてくれた。
大好きな人のキス。
「ふぁ…」
長いキスにうまく息が出来ない。
「まだダメ…」
息をするため、顔を少し離した私にそう言ってまたキスをする暁斗くん。
甘くて溶けてしまいそう。
「いお…キス……応えて」
恥ずかしくてたまらないけど、、、
応えたい。
頑張って自分から深いキスをする。
このまま、時間が止まればいいのにー・・・
ヴーッヴーッ
また聞こえるバイブ音。
無視してキスを続ける暁斗くん。
そして、延々と鳴り続けるバイブ音。
どちらが負けるか、根気の勝負となる。
「…はい」
勝者は電話相手だった。
「あぁ、わかった。すぐ戻る」
電話を切って私の顔に触れる暁斗くんの手。
「飯田から。いおも来てくれるか?」
「…うん」
浮かれるのはこれでおしまい。
暁おじと闘わなきゃ。
大学近くまで戻ると、飯田さんが待っていてくれた。
「坊っちゃま、伊織様…」
手を繋いでいる私たちを見て、飯田さんの目が潤んだように見えた。
「飯田、心配かけてばっかでごめんな」
「とんでもございません。本当に…よかったです」
暁斗くんと一緒に車に乗り込む。
ーーーーーーーーー
「なぁ、いお。理香からの電話で全部知ったのか?」
「へ!?あー…まぁ。。」
アメリカ行きを和希くんから聞いたことは…秘密にしてる方がいいかな!?
「なんでアイツ知って…」
「理香ちゃんのお父さんが電話してるのを聞いて知ったっぽいんだけど…」
電話か…
「なぁ飯田」
「はい」
「おまえ、理香に…」
いや、それを聞いてどうする。
フロントミラー越しに飯田と目が合った。
こっちを見て笑ってる。
俺もつられて笑った。
「なんでもねぇ…」
あとで、礼言わなきゃな。



