家の前でザックが車を止める。 なんだか忙しい2日間だったな。 「じゃあ。いろいろ有難う!楽しかった♪」 あたしが車から降りようとした瞬間、 「ちょっと待って、忘れものっ!」 呼び止められて、振り向いた瞬間。 唇に柔らかいザックの唇が重なる。 その瞬間、あたしもゆっくりと目を閉じた。