ダン兄が話しを続けようとした瞬間、ママがあたし達を呼ぶ声がした。 慌ててダン兄はあたしから離れる。 「事情はまた後で話すから。母さん達にはオレから聞いたことはまだ黙っててくれないか?今日の為に張り切って準備してたんだ。オレのせいで台無しにしたくない。」 「うん。わかってる。」 あたしもそれは同じ意見だ。 気になるけど、今日は聞けない。 今日はあたしの誕生日なんだから。 みんなが祝ってくれるんだもん。 楽しまなきゃ。 全て忘れるんだ。