そんなあたしをダン兄は何故か強く抱きしめた。 あたしの鼓動が早くなる。 変だよ、兄貴なのに。 何でこんなドキドキすんの!? 「ちょっと、ダン兄?どーしたん?苦しいんだけど」 少しふざけた感じで言ってみたんだけど、ダン兄はまだ手をはなしてくれない。 あたしは力強いダン兄の腕の中で、お兄ちゃんに対して初めて男の人を感じていた。 ダン兄…どーしちゃったの!? しばらくして、あたしを抱きしめたままダン兄が口を開いた。