幼なじみは過去と能力持ち少女を溺愛中!

「それもそうですね。癒亜行こう」

「はい。」

私はそう言って「失礼しました」と慧先輩と言って理事長室を出た

寮までの道を歩いていると

「あ……」

「どうしたんですか?」

何かを思い出したように言う慧先輩。

「すまない。実は癒亜の隣の部屋の奴、女嫌いでな……失礼な態度をとるかもしれないが大目に見てやってくれ」

と困ったように言った。私は―――

「大丈夫ですよ。そういうのには慣れてます」

「ありがとう。そう言ってもらえると助かる」

私はそんな態度慣れているし、関わるつもりがないからどうでもよかった

「最初は不快に思うかもしれないが、おそらくなれるだろう」

とも言われた。そんな話をしていると特別寮についた

「ここだ。そして癒亜の部屋は最上階だ」

「了解です」
最上階……なんか……うん

と思いながら返事をした

♢最上階にて♢

「ここの端が癒亜の部屋だ。そしてエレベーターに近いここが俺の部屋だ」