幼なじみは過去と能力持ち少女を溺愛中!

「おぉ、久我君か、ありがとう。ようこそ―――え?」

私が理事長室に入ると、ニコニコしている理事長と目が合った。慧先輩に挨拶をしたかと思えば、こちらを見ておどろいている。

……?なんでそんな驚いてるんだろ?ってか、どっかで見たことある気が……

「まさかと思っていたが……もしかして癒亜ちゃんか?」

は?

「すみません、私と理事長は今日が初対面のはずですが」

私がそう言っている横で驚いている慧先輩。慧先輩すみません……と思いながら理事長の言葉を待った

「……そうか。すまない、人違いのようだ。本当に申し訳ない」

と返された

なんなんだろ……?

と思っていると

「まぁ、座りなさい」

理事長がそう言った

慧先輩はまだ困惑していたけど、慧先輩と一緒にすわった

「じゃあ、この学園のことについて説明する。」

♢数分後♢

「……こんな感じだ。わかったかい?」

「はい、分かりました」

「……だが、ひとつ問題があってな」