次月の週末。
先輩には、家煎さん主催の飲み会には不参加を表明していたはずなのに。
朋政課長に、同期の小窪さんも来るからと言われて、結果的に無理やり参加させられることとなった。
もちろん、憂先輩も一緒に。
「朋政課長の好きなタイプってどんな子なの〜?」
「どこにでも突っ走っていくような子供じみた子ですかねえ。あ、でも特に年齢にも性別にも制限は設けてないですよ?」
「ええーじゃあアラフォーの私でもいけるってこと〜?!」
「もちろん水樹さんのような世話好きな女性でも、表面上はドライ、中身はウェットな西の憂君でも僕は全然いけます!」
「あっはは〜!残念ながら憂君の表情は今ひとつ変わってない〜!!」
朋政課長を目の前にして、ビールのピッチャーからそのまま飲み干そうとする水樹さん。右隣の私が慌ててジョッキを手渡した。
左隣には小窪さんがいて、私にこっそりと耳打ちをしてくる。
「あれ、今日古馬都さんは来てないんですか?」
「ああ。なんか用事があるらしくって。」
「そうなんですね。」
やっぱり今日はお子さんとご飯を食べに行くと言っていた古馬都さん。大君と巡ちゃんが私を気に入ってくれたらしく、今度一緒にご飯を食べようと言ってくれている。



