こっから先ははじめてだから


『爽ちゃん、仕事忙しいよな。次いつ夕飯一緒いける?』

「ええと。そうですねえ、来月初めの金曜日はどうでしょうか?」 

『そこまで二人きりになるの、待てん。今週の金曜は?』

「すみません。。今週は祖父の1周忌で実家に変える予定でして。来週はりっくん、研修ですもんねえ。」

『いややわ。どうにかなる。』 


電話ですれ違いを確認したところで、先輩とお付き合いをして1ヶ月が経ちました。


年末調整業務がようやく終わったと思えば、すでに決算に向けた業務が波のように押し寄せる日々。 


羅列する数字とにらめっこするのは嫌いじゃないけれど、やっぱり横浜支部とは比べ物にならない量。エクセルの枠だって小さくなるし、用紙もA3以上のポスター並。


目に良いブルーベリー効果を狙って、できる限り朝はパンにブルーベリージャムを塗って食べている。心ばかりの効果すら期待はできないのだけれど。


そもそも部署の数が倍になるから、取りまとめるにも相当な精神力を要する。


ということですから、私は仕事の業務でいっぱいいっぱい。平日ご飯に行こうにも、どちらかが残業で都合がつかず。


もっとうつつを抜かしたい私に、疲労ばかりがのしかかり、おうちに帰っておよそ30分で夢の中。


つまり、先輩とは酒蔵巡り以来デートは出来ていない状態です。