だが、殴ったところで何も解決なんかしない。
「すぐに食い止めるんだ。貯蔵してある化学兵器を持ってこい!あれさえ使えば『青薔薇連合会』だって…」
「そ、それが…その、化学兵器を造っている工場と、連絡が取れなくなってて」
「は…!?」
「もしかしたら…工場も攻撃されているのかも…。あるいは向こうの仲間が裏切ったか…」
「…っ、くそっ!」
何でこんなことに。何でこんなことに!
化学兵器が使えないんじゃ、俺達に勝ち目なんかない。
とにかく、今すぐに逃げなくては。
「お前達、俺が逃げるまで時間を稼げ。良いな?」
「え…!?」
「何だよ?」
「た、戦うんじゃないんですか?既に部下達が戦ってます。指揮を…」
「俺が死んだら『セント・ニュクス』は終わりだろうが。俺だけは逃げなきゃいけないんだよ」
「…!」
当たり前のことを聞くな、馬鹿が。
俺は『セント・ニュクス』のリーダーなのだ。リーダーがいなくなったら、組織はおしまいだ。
「戦うのは『愛国清上会』に任せれば良い。フライデルはどうした?」
「…それが…姿が見えなくて…連絡もつかず…」
「…くそが。何処に行ったんだあいつは!すぐに探せ!」
「は、はい」
どいつもこいつも、使えない奴ばかり。
とにかく、俺は逃げるぞ。俺が死ぬ訳にはいかないんだから。
くるりと踵を返し、俺は武器を手に部屋を飛び出した。
「すぐに食い止めるんだ。貯蔵してある化学兵器を持ってこい!あれさえ使えば『青薔薇連合会』だって…」
「そ、それが…その、化学兵器を造っている工場と、連絡が取れなくなってて」
「は…!?」
「もしかしたら…工場も攻撃されているのかも…。あるいは向こうの仲間が裏切ったか…」
「…っ、くそっ!」
何でこんなことに。何でこんなことに!
化学兵器が使えないんじゃ、俺達に勝ち目なんかない。
とにかく、今すぐに逃げなくては。
「お前達、俺が逃げるまで時間を稼げ。良いな?」
「え…!?」
「何だよ?」
「た、戦うんじゃないんですか?既に部下達が戦ってます。指揮を…」
「俺が死んだら『セント・ニュクス』は終わりだろうが。俺だけは逃げなきゃいけないんだよ」
「…!」
当たり前のことを聞くな、馬鹿が。
俺は『セント・ニュクス』のリーダーなのだ。リーダーがいなくなったら、組織はおしまいだ。
「戦うのは『愛国清上会』に任せれば良い。フライデルはどうした?」
「…それが…姿が見えなくて…連絡もつかず…」
「…くそが。何処に行ったんだあいつは!すぐに探せ!」
「は、はい」
どいつもこいつも、使えない奴ばかり。
とにかく、俺は逃げるぞ。俺が死ぬ訳にはいかないんだから。
くるりと踵を返し、俺は武器を手に部屋を飛び出した。


