少し休憩して、また少し泳ぎ。
日が暮れてきた頃、そろそろ帰ることにした。
「…ふぅ。やっぱりメイクすると安心しますねー」
水着から着替え、俺はばっちりとメイクを施した。
プール入るからと思ってすっぴんだったけど、最近もうすっぴんだと落ち着かなくて。
「すっぴんでも、いつもよりフェロモンレベルは高かったよな」
「水着だったもんね」
「…そもそも普段メイクしてんのがおかしいだろ…」
…何で?
男だからってメイクしちゃいけない法律はない。
そんな法律が出来たら俺が変える。
「水着のルレイアも格好良かったけど、やっぱりいつものルレイアが素敵」
「安心感があるよな。いつものルレイア先輩だ」
ほらほら。さすが、シュノさんとルリシヤは分かってる。
「…にしても疲れたー!アリューシャ泳ぎ疲れたぜ」
「お前泳いでないだろ」
泳げないからね、アリューシャは。
ほぼ流されてたよ。浮き輪をつけて。
「今日は皆、よく眠れるね」
そうだね。俺も今日ははしゃぎ過ぎて、ちょっと疲れたので。
夜のお相手は、二人くらいでやめておこう。
「それにしても、今年の夏は花火大会、プールと、遊び尽くした感じだな」
実は今、『セント・ニュクス』と抗争の真っ最中なんだってこと、忘れそうになるよね。
もう忘れちゃっても良いんじゃないかと思う。面倒臭いし。
夏満喫しちゃおう。
「いつぞやの夏は、エアコン壊れて大変だったけどね」
あぁ、そんなこともあったなぁ。
「あのときは…大変だったな」
「シュノさん、熱中症で倒れてましたしね」
「うん…」
しゅん、とするシュノさん。
ちょっとトラウマなのかもしれない。
「へぇ。そんなことがあったのか…。大変だったな、先輩方」
ルリシヤが来る前だったからね。あれは。
今年の夏は、エアコンが壊れないことを願う。
「あとは何処行きます?アイス食べ歩きます?」
「お前な…。少しは『セント・ニュクス』のことも構ってやれよ…」
えー。面倒臭い。
あんな奴らはな、忘れて夏を楽しんでるくらいが丁度良いと思うんだよ。
俺達が血眼になって探してようが、プールでウォータースライダー滑ってようが、こそこそ毒ガス造ってるんだろうし。
「確かに、そろそろ構ってやらんと拗ねるんでね?」
「拗ねても何しても良いよ。化学兵器さえ使わなければ」
本当それ。
ぶっちゃけ、それが厄介なだけだから。
まぁ、俺の見立てでは…俺達が夏を満喫してても、造れる化学兵器の数はたかが知れてる。
大丈夫だろう。多分。
「…今頃何してるんだろうな、グリーシュ…」
ルリシヤは、自分を裏切った過去の友の名前を、ぽつりと呟いた。
…さぁ、何してんだろうね。
少なくとも今の俺達のように、花火大会に行ったり、プールで泳いではいないだろう。
実につまらない夏を過ごしてるんじゃないかな。
そう思うと、凄く憐れだ。
俺みたいに面白おかしく過ごせば良いのに、何でしないのかなぁ。
それが出来ないから、グリーシュは所詮グリーシュなんだろう。
馬鹿な男だよ。本当に。
「…あ」
「?どうした、ルレイア」
「いえ…馬鹿で思い出したんですけど」
「?」
確かルルシーの部下に、嫁馬鹿な男がいたが。
あの人、何してるんだろうな?
日が暮れてきた頃、そろそろ帰ることにした。
「…ふぅ。やっぱりメイクすると安心しますねー」
水着から着替え、俺はばっちりとメイクを施した。
プール入るからと思ってすっぴんだったけど、最近もうすっぴんだと落ち着かなくて。
「すっぴんでも、いつもよりフェロモンレベルは高かったよな」
「水着だったもんね」
「…そもそも普段メイクしてんのがおかしいだろ…」
…何で?
男だからってメイクしちゃいけない法律はない。
そんな法律が出来たら俺が変える。
「水着のルレイアも格好良かったけど、やっぱりいつものルレイアが素敵」
「安心感があるよな。いつものルレイア先輩だ」
ほらほら。さすが、シュノさんとルリシヤは分かってる。
「…にしても疲れたー!アリューシャ泳ぎ疲れたぜ」
「お前泳いでないだろ」
泳げないからね、アリューシャは。
ほぼ流されてたよ。浮き輪をつけて。
「今日は皆、よく眠れるね」
そうだね。俺も今日ははしゃぎ過ぎて、ちょっと疲れたので。
夜のお相手は、二人くらいでやめておこう。
「それにしても、今年の夏は花火大会、プールと、遊び尽くした感じだな」
実は今、『セント・ニュクス』と抗争の真っ最中なんだってこと、忘れそうになるよね。
もう忘れちゃっても良いんじゃないかと思う。面倒臭いし。
夏満喫しちゃおう。
「いつぞやの夏は、エアコン壊れて大変だったけどね」
あぁ、そんなこともあったなぁ。
「あのときは…大変だったな」
「シュノさん、熱中症で倒れてましたしね」
「うん…」
しゅん、とするシュノさん。
ちょっとトラウマなのかもしれない。
「へぇ。そんなことがあったのか…。大変だったな、先輩方」
ルリシヤが来る前だったからね。あれは。
今年の夏は、エアコンが壊れないことを願う。
「あとは何処行きます?アイス食べ歩きます?」
「お前な…。少しは『セント・ニュクス』のことも構ってやれよ…」
えー。面倒臭い。
あんな奴らはな、忘れて夏を楽しんでるくらいが丁度良いと思うんだよ。
俺達が血眼になって探してようが、プールでウォータースライダー滑ってようが、こそこそ毒ガス造ってるんだろうし。
「確かに、そろそろ構ってやらんと拗ねるんでね?」
「拗ねても何しても良いよ。化学兵器さえ使わなければ」
本当それ。
ぶっちゃけ、それが厄介なだけだから。
まぁ、俺の見立てでは…俺達が夏を満喫してても、造れる化学兵器の数はたかが知れてる。
大丈夫だろう。多分。
「…今頃何してるんだろうな、グリーシュ…」
ルリシヤは、自分を裏切った過去の友の名前を、ぽつりと呟いた。
…さぁ、何してんだろうね。
少なくとも今の俺達のように、花火大会に行ったり、プールで泳いではいないだろう。
実につまらない夏を過ごしてるんじゃないかな。
そう思うと、凄く憐れだ。
俺みたいに面白おかしく過ごせば良いのに、何でしないのかなぁ。
それが出来ないから、グリーシュは所詮グリーシュなんだろう。
馬鹿な男だよ。本当に。
「…あ」
「?どうした、ルレイア」
「いえ…馬鹿で思い出したんですけど」
「?」
確かルルシーの部下に、嫁馬鹿な男がいたが。
あの人、何してるんだろうな?


