「人様を勝手に品定めしてくれたんだ…。相当の用件があるんでしょうね?」
考えうる選択肢は、二つ。
敵対か。あるいは共闘だ。
いずれにしても、俺達にとっては迷惑なことこの上ない。
俺達は俺達の国で、平穏な生活を維持しているのだ。
それを掻き乱していくのだから、鬱陶しいに決まっている。
「お前の所属組織と、それから目的を言え」
話はそれからだ。
ヴァルタの素性を聞かない限りは、敵対も共闘も出来ない。
するとヴァルタは、素直に口を開いた。
「私の所属組織は、『青薔薇解放戦線』」
…『青薔薇解放戦線』だと?
「そして目的は…その名の通りだ」
…言うまでもないな。
その名前からして、明白ではないか。
俺はルルシーと顔を見合わせた。彼の方も、俺に負けず劣らず難しい顔だった。
…ヴァルタが何者なのか、理解した。
『シュレディンガーの猫』なんかより、よっぽどかタチが悪い。
つまりこいつは…。いや、こいつらは。
「…箱庭帝国の革命軍ってところですか」
『青薔薇解放戦線』の目的は、その名の通り、箱庭帝国の解放。
あの閉鎖された国を、文字通り解放してやろうと。そういうことだ。
その為に決起し、武器を取った愚か者共の集団。
それがヴァルタなのだ。
これで、ヴァルタが何の為にここに来たのかが理解出来た。
「…あなたは、俺達『青薔薇連合会』が、あなた方の便利な後ろ楯になり得るかどうかを見に来た。そういうことですね」
「いかにも」
これほど、傍迷惑という言葉が似合う場面があろうか。
…勝手に仲間にされても困る。
「…ちっ」
この日三度目になる舌打ちを、盛大にお見舞いしてやった。
考えうる選択肢は、二つ。
敵対か。あるいは共闘だ。
いずれにしても、俺達にとっては迷惑なことこの上ない。
俺達は俺達の国で、平穏な生活を維持しているのだ。
それを掻き乱していくのだから、鬱陶しいに決まっている。
「お前の所属組織と、それから目的を言え」
話はそれからだ。
ヴァルタの素性を聞かない限りは、敵対も共闘も出来ない。
するとヴァルタは、素直に口を開いた。
「私の所属組織は、『青薔薇解放戦線』」
…『青薔薇解放戦線』だと?
「そして目的は…その名の通りだ」
…言うまでもないな。
その名前からして、明白ではないか。
俺はルルシーと顔を見合わせた。彼の方も、俺に負けず劣らず難しい顔だった。
…ヴァルタが何者なのか、理解した。
『シュレディンガーの猫』なんかより、よっぽどかタチが悪い。
つまりこいつは…。いや、こいつらは。
「…箱庭帝国の革命軍ってところですか」
『青薔薇解放戦線』の目的は、その名の通り、箱庭帝国の解放。
あの閉鎖された国を、文字通り解放してやろうと。そういうことだ。
その為に決起し、武器を取った愚か者共の集団。
それがヴァルタなのだ。
これで、ヴァルタが何の為にここに来たのかが理解出来た。
「…あなたは、俺達『青薔薇連合会』が、あなた方の便利な後ろ楯になり得るかどうかを見に来た。そういうことですね」
「いかにも」
これほど、傍迷惑という言葉が似合う場面があろうか。
…勝手に仲間にされても困る。
「…ちっ」
この日三度目になる舌打ちを、盛大にお見舞いしてやった。


