「ちょっと、ルレイア…!」
抗議の声をあげようとした俺だが、ルレイアにそれを止められた。
「はいルルシー、試験中の私語は禁止!今度喋ったら…罰として、ちゅーしますよ」
体罰じゃねぇか。
この体罰教師め。
こう言われては、もう試験に取り組む他にない。
…何で俺までやらされなきゃいけないんだ。
俺は内心盛大に溜め息をついて、渋々シャーペンを手にした。
ランドエルスの試験問題…か。
俺も一応、数年前スパイ活動の一環で帝国騎士官学校を卒業した訳だし…。昔は、そこそこ勉強していたが。
卒業して以来、全然やってないからな…。
ランドエルスは比較的易しい学校ではあるが…。問題の解き方、覚えているだろうか。
か細い記憶を頼りながら、俺は問題に取り組もうとした。
すると。
「…先生!ルレ公先生!質問です!」
アリューシャが、試験中に手を上げた。
質問はアリなのか。
「はい、何ですか?」
「全然分かんねぇので、カンニングしても良いですか!」
良い訳ねぇだろ、馬鹿。
試験監督にカンニングしても良いか聞くなんて、お前は馬鹿かよ。
しかし、ルレイア先生は。
「あぁ、良いですよ。アリューシャは特別に、カンニングを許可します」
「あざまーす!」
おい。
おい。何言ってんだ。
「アイ公見して!問1の1、問題文何て読むの?」
問題文のカンニングって何だよ。
アイズの見ても分からんだろ。
「歴史の問題だよ、アリューシャ。ルティス歴24年に、特別名誉帝国騎士団長兼、ルティス帝国国際防衛大臣を襲名した人物は誰ですか、って」
「誰じゃそりゃ?そんな奴いるの?」
「結構な有名人でしょ」
「知らねぇ。よく分かんないけど凄い奴なんだろ?じゃあルレ公、って書いとくよ。問2は何て読むの?」
「ルティス歴504年に勃発した第二次ルティス・アシスファルト戦争で、当時の帝国騎士団長を務めた人物は誰ですか、って」
「誰なん?」
「こっちも有名人だよ、アリューシャ」
「そいつも偉いの?…じゃあルル公、って書いておこう」
俺じゃねぇよ。
あぁ、もうアリューシャがうるせぇ。
おい試験監督。アリューシャを黙らせろ。
ルアリスもドン引きしてるよ。アリューシャの馬鹿さ加減に。
抗議の声をあげようとした俺だが、ルレイアにそれを止められた。
「はいルルシー、試験中の私語は禁止!今度喋ったら…罰として、ちゅーしますよ」
体罰じゃねぇか。
この体罰教師め。
こう言われては、もう試験に取り組む他にない。
…何で俺までやらされなきゃいけないんだ。
俺は内心盛大に溜め息をついて、渋々シャーペンを手にした。
ランドエルスの試験問題…か。
俺も一応、数年前スパイ活動の一環で帝国騎士官学校を卒業した訳だし…。昔は、そこそこ勉強していたが。
卒業して以来、全然やってないからな…。
ランドエルスは比較的易しい学校ではあるが…。問題の解き方、覚えているだろうか。
か細い記憶を頼りながら、俺は問題に取り組もうとした。
すると。
「…先生!ルレ公先生!質問です!」
アリューシャが、試験中に手を上げた。
質問はアリなのか。
「はい、何ですか?」
「全然分かんねぇので、カンニングしても良いですか!」
良い訳ねぇだろ、馬鹿。
試験監督にカンニングしても良いか聞くなんて、お前は馬鹿かよ。
しかし、ルレイア先生は。
「あぁ、良いですよ。アリューシャは特別に、カンニングを許可します」
「あざまーす!」
おい。
おい。何言ってんだ。
「アイ公見して!問1の1、問題文何て読むの?」
問題文のカンニングって何だよ。
アイズの見ても分からんだろ。
「歴史の問題だよ、アリューシャ。ルティス歴24年に、特別名誉帝国騎士団長兼、ルティス帝国国際防衛大臣を襲名した人物は誰ですか、って」
「誰じゃそりゃ?そんな奴いるの?」
「結構な有名人でしょ」
「知らねぇ。よく分かんないけど凄い奴なんだろ?じゃあルレ公、って書いとくよ。問2は何て読むの?」
「ルティス歴504年に勃発した第二次ルティス・アシスファルト戦争で、当時の帝国騎士団長を務めた人物は誰ですか、って」
「誰なん?」
「こっちも有名人だよ、アリューシャ」
「そいつも偉いの?…じゃあルル公、って書いておこう」
俺じゃねぇよ。
あぁ、もうアリューシャがうるせぇ。
おい試験監督。アリューシャを黙らせろ。
ルアリスもドン引きしてるよ。アリューシャの馬鹿さ加減に。

