「…!?」
可哀想なラシュナは、呆然とワンピースを見つめていた。
こ、こんなもの着せられるの…!?って思ってるんだろうな。
それが正しい反応だ。
あまりにラシュナが憐れで、俺はルレイアに口を挟んだ。
「ルレイア…もっとシンプルなものの方が良いんじゃないか?」
「シンプル…?じゃあこっちの…黒いシースルーの、ちょっとえっちな方にします?」
ルレイアのシンプルの定義が知りたい。
「似合うと思いますよ、これ。とりあえず着てみてくださいよ」
「…!」
ラシュナは、震える手でゴスロリワンピースを手に取った。
可哀想な彼女は、にこにこするルレイアと、絶句しているルアリスとを交互に見て。
「…し、試着してきます…」
やむなく、彼女は折れた。
折れる他にどうしようもない。断りたくても断れる相手ではないのだから。
渋々試着室に向かうラシュナの背中を、セトナが青い顔で見つめていた。
この後、私もあんな目に…とか思ってるんだろう。
申し訳なくて仕方ない。
…五分後。
ラシュナは、ルレイアの勧めたワンピースを身につけて現れた。
恥ずかしさのあまり、彼女の顔は真っ赤であった。
ルアリスとセトナは真顔で無言、ヴァルタはにやりとし、ヴィニアスは興味がなさそうな顔をしていた。
…とても申し訳ない。
「ほら、似合うじゃないですか~」
自分の選んだ服を着せて、ルレイアはご満悦。
やっぱりお前の趣味全開じゃないか。
確かに似合う…と言えば似合う。可愛いし、コスプレだと思えば素晴らしい出来だ。
…コスプレだと思えばな。
普段着としてこれを着ていたら…普通ドン引きだぞ。
「あ、あの…私…。もう少しシンプルな…」
あまりにも派手な服を着せられ、さすがのラシュナも黙っていられなくなったらしく(当たり前)。
勇気を出して、ルレイアに意見しようとしたラシュナであるが。
「じゃ、ラシュナさんはこれに決まりですね。次行きましょう」
「…」
ラシュナの必死の訴えが、ルレイアに届くことはなかった。
「ら、ラシュナ…」
ゴスロリワンピースを着たまま呆然とするラシュナを、ルアリスが必死に慰めていた。
こうして、本日一人目の犠牲者が生まれたのだった。
可哀想なラシュナは、呆然とワンピースを見つめていた。
こ、こんなもの着せられるの…!?って思ってるんだろうな。
それが正しい反応だ。
あまりにラシュナが憐れで、俺はルレイアに口を挟んだ。
「ルレイア…もっとシンプルなものの方が良いんじゃないか?」
「シンプル…?じゃあこっちの…黒いシースルーの、ちょっとえっちな方にします?」
ルレイアのシンプルの定義が知りたい。
「似合うと思いますよ、これ。とりあえず着てみてくださいよ」
「…!」
ラシュナは、震える手でゴスロリワンピースを手に取った。
可哀想な彼女は、にこにこするルレイアと、絶句しているルアリスとを交互に見て。
「…し、試着してきます…」
やむなく、彼女は折れた。
折れる他にどうしようもない。断りたくても断れる相手ではないのだから。
渋々試着室に向かうラシュナの背中を、セトナが青い顔で見つめていた。
この後、私もあんな目に…とか思ってるんだろう。
申し訳なくて仕方ない。
…五分後。
ラシュナは、ルレイアの勧めたワンピースを身につけて現れた。
恥ずかしさのあまり、彼女の顔は真っ赤であった。
ルアリスとセトナは真顔で無言、ヴァルタはにやりとし、ヴィニアスは興味がなさそうな顔をしていた。
…とても申し訳ない。
「ほら、似合うじゃないですか~」
自分の選んだ服を着せて、ルレイアはご満悦。
やっぱりお前の趣味全開じゃないか。
確かに似合う…と言えば似合う。可愛いし、コスプレだと思えば素晴らしい出来だ。
…コスプレだと思えばな。
普段着としてこれを着ていたら…普通ドン引きだぞ。
「あ、あの…私…。もう少しシンプルな…」
あまりにも派手な服を着せられ、さすがのラシュナも黙っていられなくなったらしく(当たり前)。
勇気を出して、ルレイアに意見しようとしたラシュナであるが。
「じゃ、ラシュナさんはこれに決まりですね。次行きましょう」
「…」
ラシュナの必死の訴えが、ルレイアに届くことはなかった。
「ら、ラシュナ…」
ゴスロリワンピースを着たまま呆然とするラシュナを、ルアリスが必死に慰めていた。
こうして、本日一人目の犠牲者が生まれたのだった。


