…私は、昔…『青薔薇解放戦線』のメンバーだった。
家族ともどもルアリスに拾われ、彼の革命に協力していた。
元々、祖国から脱出してルティス帝国に忍び込んだのも、革命活動の一環だった。
私と私の家族がルティス帝国に入って、外側から革命軍の支援をする予定だった。
でも、脱国の途中で…家族が死んで。
私だけが生き延びて…ルティス帝国に入って。
そこで私は、身を売る生活をしながら…祖国の『青薔薇解放戦線』とも連絡を取っていた。
彼らとの繋がりを断ったのは、ルヴィアさんと結婚すると決めたときだった。
過去を…完全に断ち切れるとでも、思ったのだろうか。
私は…なんと浅ましい人間なのだろう。
祖国の仲間を裏切り。自分だけよその国に逃げて、好きな人に守られて、幸せに暮らして。
ルヴィアさんを騙して。
祖国を裏切って。
それでも…それでも私は。
浅ましいことだと分かっていても。
手にした幸せを…手離したくなかったのだ。
あんまり幸せだから…あんまり心地良いから…それを捨ててしまうのが嫌だった。
だけど、駄目なのだ。
ミルミルの言う通り。私はルティス帝国の女じゃない。
あのおぞましい箱庭帝国の女なのだ。
そんな私が…人並みの幸せを手に入れようなんて。
おこがましいにも程がある…。
私は今すぐ、ルヴィアさんの家を出るべきだった。
ミルミルの言う通りに、革命軍に戻って、ルアリスに頭を下げて…祖国と、仲間の為に戦うべきだった。
それなのに。
どうしても…それが出来なかった。
何処までも厚かましい。愚かで卑怯な女だ。
自分で、自分の醜さに吐き気がする。
それでも私は…まだ、彼にすがっていたかった。
彼の傍に、一緒にいたかった。
「…ルヴィアさん…私…」
自分の妻がこんなに醜い女だと知ったら、あなたはきっと…私を嫌いになるんでしょうね。
…それでも私は、あなたの傍から離れたくありません。
家族ともどもルアリスに拾われ、彼の革命に協力していた。
元々、祖国から脱出してルティス帝国に忍び込んだのも、革命活動の一環だった。
私と私の家族がルティス帝国に入って、外側から革命軍の支援をする予定だった。
でも、脱国の途中で…家族が死んで。
私だけが生き延びて…ルティス帝国に入って。
そこで私は、身を売る生活をしながら…祖国の『青薔薇解放戦線』とも連絡を取っていた。
彼らとの繋がりを断ったのは、ルヴィアさんと結婚すると決めたときだった。
過去を…完全に断ち切れるとでも、思ったのだろうか。
私は…なんと浅ましい人間なのだろう。
祖国の仲間を裏切り。自分だけよその国に逃げて、好きな人に守られて、幸せに暮らして。
ルヴィアさんを騙して。
祖国を裏切って。
それでも…それでも私は。
浅ましいことだと分かっていても。
手にした幸せを…手離したくなかったのだ。
あんまり幸せだから…あんまり心地良いから…それを捨ててしまうのが嫌だった。
だけど、駄目なのだ。
ミルミルの言う通り。私はルティス帝国の女じゃない。
あのおぞましい箱庭帝国の女なのだ。
そんな私が…人並みの幸せを手に入れようなんて。
おこがましいにも程がある…。
私は今すぐ、ルヴィアさんの家を出るべきだった。
ミルミルの言う通りに、革命軍に戻って、ルアリスに頭を下げて…祖国と、仲間の為に戦うべきだった。
それなのに。
どうしても…それが出来なかった。
何処までも厚かましい。愚かで卑怯な女だ。
自分で、自分の醜さに吐き気がする。
それでも私は…まだ、彼にすがっていたかった。
彼の傍に、一緒にいたかった。
「…ルヴィアさん…私…」
自分の妻がこんなに醜い女だと知ったら、あなたはきっと…私を嫌いになるんでしょうね。
…それでも私は、あなたの傍から離れたくありません。


