私達三人は、ルレイアがどんな反応をするか、固唾を飲んで待ち受けていた。
まず、冷静ではいないだろう。
とにかく、ルルシーが無事であることを先に伝えなくては…。
命には別状がないということを先に伝えれば、少しは落ち着いてくれるはず。
「ルレイア。一応ルルシーの命には別状がな、」
『…うふふ』
「!?」
ルレイアは、笑った。
酷く楽しそうに。愉快そうに。
何で…何で笑う?
激怒するのかと思った。あるいは…取り乱して、ルルシーの安否を尋ねるのかと思った。
しかし、ルレイアは笑った。
ルルシー曰く…闇ルレイア、覚醒の瞬間である。
『…うふふふふふふふふあはははははははははははははははは』
「…!!」
私とアリューシャ、そしてシュノは、言葉が出なかった。
出来ることなら、今すぐ携帯を放り投げて、全員で逃げ帰りたかった。
本能が、逃げろ、と言っていた。
この男と、関わってはならないと。
でも、あまりの恐怖に、携帯を持つ手が動かなかった。
『ふぅぅぅ………はぁぁぁぁ………』
ルレイアは、魂を吐き出すような重い溜め息をついた。
電話越しで伝えて、本当に良かった。
もし今の彼が目の前にいたら…私達は一生、恐怖のあまり外を歩けなかっただろう。
彼の眼光が、どれほど鋭く光っているかと思うと…背中も凍るというものだ。
「る、る…ルレイア…だ、大丈夫…?」
勇猛果敢なシュノが、喘ぐようにして声を絞り出した。
シュノ、君は偉い。心から尊敬するよ。
ただ、全然大丈夫ではないと思うんだ。
アシュトーリアさんが、ルレイアを敵に回すなと言った理由がよく分かった。
こんな魔王を、オルタンス以外の誰が、敵に回そうとするものか。
『…アイズレンシアさん』
ルレイアは、シュノの質問に答えず…代わりに、絶対零度の声で私の名前を呼んだ。
何故、私をご指名なのか。
「な、何…?」
『ルルシーを刺したのは…誰ですか?人間ですか?』
「お願いだ…ルレイア。ちょっと落ち着いてくれないかな…」
ルルシーを刺した組織…あるいは国ごと捻り潰してやる、と言うことは予測していた。
でもまさか、人類単位だとは。
それだと私達まで皆殺しじゃないか。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い。ルルシーを刺した犯人憎けりゃ人類まで憎い。そういうことなのか。
だからって人類ごと滅ぼそうとするのはやめてくれ。
ルレイアなら、本当にやりそうで怖い。
まず、冷静ではいないだろう。
とにかく、ルルシーが無事であることを先に伝えなくては…。
命には別状がないということを先に伝えれば、少しは落ち着いてくれるはず。
「ルレイア。一応ルルシーの命には別状がな、」
『…うふふ』
「!?」
ルレイアは、笑った。
酷く楽しそうに。愉快そうに。
何で…何で笑う?
激怒するのかと思った。あるいは…取り乱して、ルルシーの安否を尋ねるのかと思った。
しかし、ルレイアは笑った。
ルルシー曰く…闇ルレイア、覚醒の瞬間である。
『…うふふふふふふふふあはははははははははははははははは』
「…!!」
私とアリューシャ、そしてシュノは、言葉が出なかった。
出来ることなら、今すぐ携帯を放り投げて、全員で逃げ帰りたかった。
本能が、逃げろ、と言っていた。
この男と、関わってはならないと。
でも、あまりの恐怖に、携帯を持つ手が動かなかった。
『ふぅぅぅ………はぁぁぁぁ………』
ルレイアは、魂を吐き出すような重い溜め息をついた。
電話越しで伝えて、本当に良かった。
もし今の彼が目の前にいたら…私達は一生、恐怖のあまり外を歩けなかっただろう。
彼の眼光が、どれほど鋭く光っているかと思うと…背中も凍るというものだ。
「る、る…ルレイア…だ、大丈夫…?」
勇猛果敢なシュノが、喘ぐようにして声を絞り出した。
シュノ、君は偉い。心から尊敬するよ。
ただ、全然大丈夫ではないと思うんだ。
アシュトーリアさんが、ルレイアを敵に回すなと言った理由がよく分かった。
こんな魔王を、オルタンス以外の誰が、敵に回そうとするものか。
『…アイズレンシアさん』
ルレイアは、シュノの質問に答えず…代わりに、絶対零度の声で私の名前を呼んだ。
何故、私をご指名なのか。
「な、何…?」
『ルルシーを刺したのは…誰ですか?人間ですか?』
「お願いだ…ルレイア。ちょっと落ち着いてくれないかな…」
ルルシーを刺した組織…あるいは国ごと捻り潰してやる、と言うことは予測していた。
でもまさか、人類単位だとは。
それだと私達まで皆殺しじゃないか。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い。ルルシーを刺した犯人憎けりゃ人類まで憎い。そういうことなのか。
だからって人類ごと滅ぼそうとするのはやめてくれ。
ルレイアなら、本当にやりそうで怖い。


