今夜君に、七年越しの愛を

恋愛(その他)

今夜君に、七年越しの愛を
作品番号
1739986
最終更新
2025/01/21
総文字数
14,280
ページ数
18ページ
ステータス
未完結
PV数
366
いいね数
2




忘れていた。




そっと吹き抜ける春の風のように。



過ぎたことにすら気づかないくらいに。




「はるか」




住む世界が違うの、わかってた。


とっくのとうに。




「あの時もこの時も、知らないフリをするんだよな、はるかは」




声、仕草、この温かさは





その記憶だけは10年経っても確かなものだから。





「あのあと、お父さんもいなくなっちゃって」





あぁ、泣かないで。


そんな君だから、




『今夜君と、7年越しに』







毎日を忙しく過ごす一家の柱と

毎日を退屈に過ごす同級生の


いつかの想いが





再び動き出す。








 
桜井 春鹿

×

笹崎 宏都

この作品の感想ノート

この作品には、まだ投稿されていません。

この作品のひとこと感想

この作品には、まだ投票されていません。

この作品をシェア

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

pagetop