屋上へ続く重い鉄扉を開くと、生ぬるい風が顔をなでる。 三井咲哉高校2年生 、いっぺん死んできます。 鉄柵に手をかけ、足を片方乗せる。 睡眠薬のおかげでふらっと… 悲鳴は…聞こえなかった。 代わりに聴こえる鳥のさえずりと川の流れる音。