僕より大きな物を背負っている君へ

「え?な…なんで?!」と思わず、ツッコんでしまった。

「えー、だって春遠、この前工事のおじいさんが持ってた、めっちゃ大きくて重そうなパイプ軽々持ってたじゃん~」

あ~そういえばそんなこともあったな。

工事のおっちゃんが二人がかりで持ってて、重たそうだったから『手伝いますよ』って言って、手伝ったんけど、結構重かったな。

「ん~まぁたしかに、あのパイプすげ~重かったけど、さすがに女子は、その…」

「まぁ~そうだよね~、あっ!じゃあ怪我とかしたら、担いでね?」

一瞬迷ったが、怪我は仕方ないか。と思った。

「まぁ…歩けそうになかったら言って…」

「イェ~イ!私お姫様抱っこね?」

んん?

「私も…お姫様抱っこがいいな~まおりは?」

ま、まおりちゃん?

「私は…」俺は息をのむ。


「普通に杖になってほしいな!」