「日葵…いいの?誰かに試合、代わってもらう?」
赤く修正されたトーナメント表の前で、ユイが私の顔を覗きこむ。
私のクラスのソフトボールのチームは順調に勝ち進み、残すところは決勝のみとなった。でも、他の競技との兼ね合いで、試合時間が変更されて、決勝戦が俊先輩のクラスと被ってしまった。
「いい。」
「そっかあ。」ユイも一緒に肩を落とす。
「ねえねえ聞いて聞いて!!」
ミカが外からすっ飛んできて、息を切らしながら私の肩に手を置く。
「3年のバスケの決勝、前の試合が押してて、16時からになったんだって!先輩の試合、見れるよ!」
ユイが「えっ本当!良かった~!」って、飛び跳ねて私とミカに抱きつく。
赤く修正されたトーナメント表の前で、ユイが私の顔を覗きこむ。
私のクラスのソフトボールのチームは順調に勝ち進み、残すところは決勝のみとなった。でも、他の競技との兼ね合いで、試合時間が変更されて、決勝戦が俊先輩のクラスと被ってしまった。
「いい。」
「そっかあ。」ユイも一緒に肩を落とす。
「ねえねえ聞いて聞いて!!」
ミカが外からすっ飛んできて、息を切らしながら私の肩に手を置く。
「3年のバスケの決勝、前の試合が押してて、16時からになったんだって!先輩の試合、見れるよ!」
ユイが「えっ本当!良かった~!」って、飛び跳ねて私とミカに抱きつく。



