君と過ごす時(短編)

「……」
ああ、何もかも嫌になる。

こんな自分にイラつくし、何より……。

素直に、受け入れられないのが何よりいや。

夏は類ちゃんを選んだんだから、いい加減諦めなよ、私……。
心のどこかで期待していた心はもうない。

私は、二人にバレないように登校した。





はあ……。
疲れた。

学校で二人はカップルって噂になってたし。
授業にも集中出来なかった。

ため息をつき、いっぱいになった心を落ち着かせるように、ゆっくり歩いてた時。
「あ、あの……」
後ろから、声が聞こえた。

……え?
振り向くと、綺麗でかっこいい男の子。

「えっと……」
誰だろう……。