君と過ごす時(短編)




一週間後。

「いってきま〜〜す……」

私は元気がなさげな声で言う。
なんてったって、これから学校に行かなきゃなんだもん。

もちろん、今までも嫌だったけど!
今日のは、今までで一番行きたくない……。

しょんぼりトボトボ歩く。
いつもなら夏と二人で登校したり、たまに友だちと行ったりなんだけど……。

今日は、ひとりだ。

一人がこんなに孤独に感じたのは初めてだ。
いや、孤独は孤独なんだけど……!

自分で茶番を繰り広げ、これが夏とできたらななんて思ってしまう。

類ちゃんだって、少しくらい私に話してくれたってよかったのにな。
私たち、親友じゃなかったのかな。
そう思ってたのは私だけ?

……そうじゃなかった。
類ちゃんはその時に夏に惚れたんだ。

告白された、時に。